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神戸カウンセリングスペース

Author:神戸カウンセリングスペース
こんにちは!神戸でオフィスを構え、心理カウンセリング、コーチング、コミュニケーション研修や毎週水曜勉強会、ソースワークショップをしている産業カウンセラーです。楽しいこと、面白い人、おいしいもの、暖かい心が大好き。
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カウンセラーのひとりごと
神戸のカウンセラーの日々を綴ります。
統合失調症
3月より月に2回、神戸市須磨区にある統合失調症患者の自立支援作業所、ひまわりスウィーツさんへ勉強会生徒さん達とボランティア参加をさせていただいています。
今年10月から施行される障害者自立支援法に向けて、入所者の方々も今後の生活に色々と不安を持つながら、準備を進めておられます。

残遺型統合失調症(入所者の回復しつつある)患者さん達の印象は、
幻覚や妄想はほとんど消えていますが、喜怒哀楽に乏しく、表情がない、会話の内容が乏しい、気力がない、周囲の出来事に関心を示さない、などの陰性症状があり、一見は健常者ぽく、少し神経質ぽい、少し焦点が合っていない、個々に強い「こだわり」がある、そんな感じです。

人間誰しも幼い時は、本来の素直な天真爛漫な自分しか持ち合わせていません。が、成長とともに親や周囲の顔色を見ながら、周囲に喜ばれようとする、人の目を気にする、ある意味かっこをつける(本来の素直な自分とは違う)自分が出来始めます。
それらの「つじつまの合わない自分」に気づき始め、「自分はいったい何者なんだろう」と考え始め、自分探しをするのが思春期です。

「大人ってきたないな、嘘つきなんだ、綺麗事ばかり並べてるよ、言ってることとやってることが違うじゃないか。。。」
そんな気持ちが徐々に、「まあそんなモンなんだな、正しいか間違ってるか白黒はっきり出来ることばかりではなく、グレーもあるんだ、それでもいいか、なんとかなるか、それも自分じゃないか。。。」
などと考えが極端に走らず、
曖昧も認められる自分になり、自分や他者を認められるようになり、人格の統合と自我の確立へと向かいます。
しかし、何かの誘引でその統合がうまくいかず、社会に適応しづらい行動や身体症状を起こすのが統合失調症と言えます。

16歳前後の思春期の発症、30歳代の発症が多く、若年に起こる破瓜型はうつ状態と間違えて見落とされ、年を重ねている場合もかなりあるようです。発病早期に発見され、適切な治療を受けていれば社会復帰率も上がるのですが、見落とされて数年後の発症時には障害者認定を受けて一生を過ごすことが多いと言うことです。

症状として、
幻覚(幻視・幻聴・幻味・幻蝕)、妄想(神の声・電波・被害妄想)、
感情の異常(異常な興奮、破壊行為、悲しいのに笑う、大声を出す)、
会話行動の異常(しゃべり続ける、まとまらない会話、無表情、無気力、無関心)、
カタレプシー(一定の固定したポーズ)、
常同行為(同じ動作を繰り返す)、
反響症状(他人の言葉や動作を真似る)、
混迷(一日中横になり反応がない)、などがあります。

適応障害、気分障害が続き、社会生活に支障が出て病気とわかります。
神経伝達物質、脳内ドーパミンが過剰分泌されすぎて情報処理がうまくいかなくなった状態。
つまり情報が入りすぎて処理不能、ショートした感じです。

日本では100人に1人の発病率、早期発見と早期治療はいかなる場合にも重要だと認識しておきましょう。
その場合は(目に見えない精神疾患を見つけるのですから)是非経験実績のあるよいお医者さんでの受診を。。。

ひまわりさんのボランティアで、精神障害者への理解を皆で深めながら、続けていければと思っています。

テーマ:こころ - ジャンル:心と身体